2017年1月23日月曜日

ブルーズギターの礎、King Of Blues, BB.Kingの魅力。

Editor : Yosuke Hayashimoto

ブルーズ界の重鎮の一人、BBキング。
エリック•クラプトンとのコラボレーションもあり、日本においては一番知名度の高いブルーズマンではないかと思います。

BBキングはT•ボーン•ウォーカーに端を発するモダンブルーズを完成させた一人。

エレキギターのシングルノートプレイでソロを弾く、というスタイル確立させ、エリック•クラプトンを始めとしたブルーズ/ハードロックのミュージシャンに大きな影響を与えました。



今回はそんなBBキングの魅力についてビブラート、声、ギターの音使いの3点から迫ってみたいと思います。

ポールがYesterdayにかけた魔法 冒頭の3度抜きのコード。

Editor : Yosuke Hayashimoto

希代の名曲、Yesterday。
美しく流麗ながらもどこか虚無的で淡々と紡がれるメロディー。

ポールの名作バラードは数あれど、Yesterdayはある種の孤高感すら感じさせてくれます。


今回はYesterdayが放つそんな雰囲気の理由をイントロと歌いだしのコードやメロディーに注目して解析して見たいと思います。
この曲では工夫に満ちたアコースティックギターのアプローチを聴くことができます。
複雑なコード進行やラインであってもコードフォームシンプルに再構築することで、簡単な指使いでありながらメロディックで多層的な伴奏がくみ上げられています。
こうしたアプローチはポールなれではでBlackbirdなどもいい例ですね。

この曲の冒頭部分ではそんなポールの引き算のアプローチが曲に非常に大きな効果をもたらしています。

ロックンロールからサイケデリックへ。ジョンからポールへ。    ビートルズの変化を象徴するYesterday

Editor : Yosuke Hayashimoto

scrambled eggs。
Yesterdayのデモ段階での仮名です。
ポールは夢の中でこの曲を思いついたとのこと。
朝起きると完全な形でメロディーが頭の中にあったそうです。
すぐさま飛び起きてコードをつけてメモ。
しかしあまりにも完璧に頭にあったのでポールは既存の曲なんじゃないかと最後まで疑っていて、みんなに歌って聴かせては確かめて回ったそうです。

そんないかにもビートルズらしい逸話がある曲ですが、実はジョンレノンがかなり嫉妬していたそう。

この曲が収められているのはHelp!
ビートルズ2作目の映画のタイトルともなった表題曲。
ジョンにしてみれば「1作目のA Hard Day's NightもこのHelpもこの俺様の曲!
それがそのままアルバムタイトルで堂々の1曲目!」
ビートルズの頭目としてかなりの矜持があったことでしょう。

ストラトキャスターのブリッジのバリエーションについて解説しました!

Editor : Yosuke Hayashimoto

エレキギターのシンボル的な存在、ストラトキャスター。
ストラトキャスターといえば最大の特徴はバネを仕込んだブリッジによるトレモロの機構、シンクロナイズドトレモロです。

これはストラトの音ににも大きく影響を及ぼしています.
ストラトは割とセミアコの音に近い雰囲気があると思います。
そのホローボディ感を生み出しているのがこのトレモロのバネの響きです。

ストラトの音はこのトレモロ及びブリッジの扱いによって変わります。
そのバリエーションや特徴などについて解説したいと思います。

2017年1月22日日曜日

ロンサムに生き続けたブルーズマン、Sonny Boy Williamson Ⅱ

Editor : Yosuke Hayashimoto

変幻自在のブルースハープとロンサムな歌声でブルーズの歴史に名を残すレジェンド、サニーボーイ•ウィリアムスンⅡ。
Ⅱは二世ではなく「ツー」と読む。

なぜ「ツー」かというとサニーボーイ•ウィリアムスンは二人いるから。
しかもたまたま同性同名なのではなく、Ⅱが名前を騙っているのだ。


こう聞くと素っ頓狂な風貌や語り口と相まってとてもインチキくさい人に見えるかもしれない。
かといって真っ当な人間だったかというとそれも肯定しづらいのだが….

しかしながら彼の歌うブルーズは紛れもなく本物。
マディやウルフのようなパワーに満ちたブルーズとはまた違う、どこか冗談めいたおかしみがあって、それでいて孤独や悲しみを纏っている。
その声にブルースハープが色を添える。

2017年1月18日水曜日

Here,There And Everywhere レコーディング機材史に残る発明品によって録音された珠玉の声

ビートルズのバラードのなかでも特に人気の高い、 Here,There And Everywhere。
ビートルズのなかでも一番すき、という人も多い珠玉の名曲。

実はこの曲の完成には、ある革命的なレコーディング機材の発明が大きく寄与しています。
まあレコーディング黎明期の60年代、当時生まれた技術や機材はどれも革命的ではあったんですが…とにかくすごい時代です。
ともあれその発明品とはなにかというとコンデンサーマイク。

コンデンサーマイクとはなにかを簡単に言うと声や楽器の音である空気振動を電気的なセンサーによって受け止め信号に変えるマイクです。
それまでのマイクはダイナミックマイクといって空気振動を振動板で物理的に受け止めて電磁誘導によって信号を生成するものです。


このコンデンサーマイクの発明によってマイクの感度や解像度が段違いに向上しました。
つまり小さな音でもでもしっかり拾うことができる、演奏の細かな所まで聴こえる音で録音できるということです。

2017年1月17日火曜日

アクセントとはなにか。アクセントに関する考察と再定義

リズム表現には不可欠とされているアクセント。
アクセントがあることによりリズムに躍動感を与えること、ジャンルの表現を行うことができる。
そしてアクセントとは特定の拍子を強調すること。

以上がアクセントにたいする一般的な認識であると思います。
しかしストロークによるタイム感、グルーヴ感を追求するなかでこうしたアクセントに関する認識と表現に疑問を感じてきました。
今一度、アクセントという事象のあり方について問題提起をしたいと思います。

伝説のギタリスト マイケル・ヘッジス Michael Hedges アコギプレイヤーに多大な影響を与えた音楽

Michael Hedges - マイケル・ヘッジス
1953年12月31日 - 1997年12月2日
アメリカ。
1981年にウィンダム・ヒルよりデビュー。
変則チューニングや左手でタッピングしながら右手でメロディを弾いたり、ボディを叩くパーカッシブな演奏など、
その独創的なプレイスタイル・楽曲はこれまで持っていたアコギのイメージを変えてしまいました。
「Aerial Boundaries」や「Layover」「Jitterboogie」など一度聴いただけでは、まるで複数人で弾いているのではないかと疑ってしまう程です。
アコギ弾きにとって、一度は憧れ、コピーしたくなるテクニックではないでしょうか?
今現在もヘッジスさんの音楽はソロギター界に多大な影響を与え続けています。

2017年1月16日月曜日

テレキャスターのブリッジついての考察。 ブリッジの種類と音質について

エレクトリックギターの代表的モデル、テレキャスター。
最初に生まれたエレクトリックギターと言われています。
テレキャスター、レスポール、ストラトキャスターがエレクトリックギターの三大的なモデルとして「エレキ」というイメージを形作っているといっていいでしょう。

その中でもテレキャスターは一枚板の無骨なデザインとジャキッとした独特の鋭い音でコアなファンを掴んでいます。
歴代のギタリストを見ていてもレスポールやストラトをメインにしているプレイヤーは他のギターも割合良く使う気がします。
例えばレスポール弾きなら曲によってストラトも弾いていたりしますが、テレキャスター弾きはそうでなく、かたくなにテレキャス一本という人が多いように思います。

今回はそんなテレキャスターのブリッジについての考察を書きたいと思います。
昨今はギターのデザインもクロスオーバー化が進んでいてテレキャスにシンクロナイズドトレモロやフロイドローズが載っている機種も出てきました。
音色の特徴なども合わせてタイプ別に紹介しましたので楽器選びやサウンドメイクの参考にして頂ければと思います。

オーソドックスタイプ
テレキャスターの基本的な仕様で金属プレートとブリッジが一体式、弦はボディの裏から通すというタイプです。
実はこの金属プレートがテレキャスターのジャキジャキ感に繋がる高域をもととなっています。
弦の裏通しによる十分な弦テンションと相まってテレキャスらしいトーンを形作るのに書かせないパーツとなっています。

•3点式ブリッジ

最もトラディショナルなテレキャスターのブリッジです。
一つの駒で弦を2本ずつ、計3個の駒で弦を支えているブリッジです。

オクターブチューニングを個別に合わせることができないので平均を取って合わせていくことが必要になります。

•6点式ブリッジ

上記の3点式ブリッジの難点を解消するためにブリッジの駒が6個全部独立して調節できるように改良されたものです。
現在では廉価モデルでも採用されていますのでよほどヴィンテージルックス/仕様にこだわらない限り、6点式の方がよいと思います。







トレモロユニットタイプ
バネの力で弦のテンションを可変することにより、音程を演奏中にある程度かえられるようになっている機構です。
ビブラートやロックでよく聴くズギューンというサウンドはこのトレモロユニットによるものです。

•ビグスビー

以外と古くからあるバリエーションです。
結論からいうとこのビグスビー、機構的にかなり安定感に欠け、チューニングがよく乱れます。
加えて音程の可変域が狭いのでふわふわくらいにしか揺らすことができません。

また弦のテンションもかなり緩くなるので、テレキャスの硬質な成分がずいぶん減ってしまいます。
よほどこの見た目が好きで音に目をつぶろうという決心がなければ厳しいでしょう。


•シンクロナイズドトレモロ

ストラトキャスターに載っている機構です。
トレモロとしての使い勝手はジミやベックのプレイで聴かれる通り十分なものとは思います。
しかしシンクロナイズドトレモロの真価はボデイ裏に組み込まれたバネによる音質の変化だと思います。
このバネによって音が反響することにより独特のリバーブ感が音に載ってきます。
ストラトの硬質ながらもどこかホローボディっぽい感じの音はこのバネによる効果が大きいです。

つまりストラトの音に近くなるということですね。
ボディ材もほぼ一緒ですし。
この仕様のラインナップは限られているので、ならばストラトの方が値段や色の選択肢も多いのでいいのではないかと。

テレキャスとストラトの中間の音を狙いたいというニッチな要求に応えてくれる仕様ではあると思います。

•ロック式トレモロ

フロイドローズを代表とする、アーミング時のチューニングの狂いをなくす為に弦をロックする機構を盛り込んだトレモロユニットです。
ここまでのお話で推察頂ける通り、ブリッジの機構は音に大きな影響をもたらします。
ロック式トレモロもまた然り。
ロック式トレモロの音になります。
また見た目もかなりメタルっぽくなります。




僕の考えをまとめると、トレモロが載った「折衷もの」は他のタイプの楽器の性質が混ざり込んでくるので、本来のテレキャスターのキャラが少し薄まってきます。
その混ざり合った具合のキャラを中途半端と取るか、どちらでもない独特の音と取るかですね。
長所と短所は表裏一体なのです。
それはもちろん面白いキャラクターであることにかわりはないのでそれを積極的に自分の音として使っていくという意識で使うことですね。

見た目、音ともにベーシックなテレキャスターを求めるのであればオーソドックスな金属プレートの6点式ブリッジがベストな選択かと思います。

魅惑の楽器、Gretch。 その音に魅せられたギタリスト。

グレッチ、それは何とも知れぬ魅惑を持ったギター。
エレキを弾いているいるギタリストならば誰もが憧れたことがあるのではないかと思います。
ホローの大きなボディ、ビグスビーを纏った豪華な装飾。
テネシーローズの渋い色もホワイトファルコンの目映いばかりの白も、とにかくかっこいい。

思うにグレッチがこんなにも魅力的な理由は持つものにグレッチのサウンドと添い遂げることを要求するからだと思います。

グレッチ独特のガラガラとしたトーンはコードを弾けばスウィンギーに、ギャロッピングは弾むように響いてくれます。

そのかわりレスポールのどこまでも伸びるようなオーバードライブサウンドのチョーキングも、どんなジャンルでも安心して任せられるストラトのような安心感もありません。

グレッチで出せる音は基本的に一つだけ。
フィルタートロンピックアップのあの音だけ。
そんなグレッチからの要求を飲み込んだギタリストだけが持つことができるギターだと思います。

2017年1月11日水曜日

映画の中のギターシーン! - ショーン・ペン「ギター弾きの恋」(2000年アメリ カ)

Editor Naoki Inoue

世に出ているほとんどの映画には音楽が使われています。
脚本、監督、俳優の演技、カメラワークなどたくさんの要素が集まって映画は作られており、音楽もまた大切な要素の1つとなっております!
映画における音楽は各シーンのBGMとして使われる事が多いのですが、
中には俳優による演奏シーンが観られる作品もあります!
ミュージシャンのライブやPVでも素晴しい演奏は観られますが、映画の中で流れる演奏シーンは印象深く残ります。
特に楽器を弾く人は、「大好きな俳優が演奏してる!」、「知ってる曲が使われている」、「本当に弾いてるのかぁ?」など興味津々で観てしまいます!

そこで数ある映画の中から演奏シーンが出てくる作品を紹介!
今回ピックアップするのは「ギター弾きの恋」(Sweet & Lowdown)

ウディ・アレン監督、ショーン・ペン主演の作品。
舞台はジャズ全盛期の1930年代。
そこで活躍する天才ギタリストのエメット・レイの半生描く、切なくも可笑しいラブストーリー。

主人公は才能あふれるギタリスト/エメット・レイ

エメットは自分を「世界で2番目のギタリスト」と信じており,ジャンゴ・ラインハルトを敬愛している!
そのエメットを演じるのが俳優ショーン・ペン。
「ミスティック・リバー」、「ミルク」で2度のオスカーを手にしており、この作品でもアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました!

本当にいたギタリスト?

エメット・レイなんてギタリスト実在したっけかな?
もちろんエメットは映画の中だけの架空の人物。
劇中、彼ついて語るウディ・アレンやジャズ評論家のインタビュー映像が挟み込まれており、ドキュメンタリータッチに映画は進みます。
いわゆるモキュメンタリーという手法ですね。
この演出が入る事で、架空の人物と分かっておきながら妙にリアリティを感じさせられます。

ギターを弾くショーン・ペンの姿!

天才ギタリストを題材にした内容なので、演奏シーンはもちろん登場!
主人公エメットがジプシー音楽やジャズナンバーを弾く姿を観る事が出来ます。
(エメットはジャンゴ・ラインハルトを最も尊敬しているという設定)
ギターを奏でるショーン・ペンが渋くてカッコいい!
ファンにはたまらない姿です!

劇中の演奏シーンをどうぞ!


ショーン・ペンへのパフォーミング指導、演奏はHoward Alden氏

ショーン・ペンに楽器の指導をした人物はジャズ・ギタリスト/ハワード・オールデン(Howard Alden)氏。
劇中での演奏もオルデン氏が弾いたもの。
ライブシーンは、ギターを弾く人から見れば手元と音がずれている事が分かると思います。
しかし、俳優の表情やアングル、カット割の効果で映画への没入感がなくなる事はありません。

切なく甘い恋物語

作品内容はライブがメインではなく、素晴しい演奏とは裏腹に自堕落で身勝手な生活を送るエメットの人物像、恋模様を描いています。
ギター好きな人でなくとも、ウディ・アレン作品、ショーン・ペン、切ないラブストーリーが好きという方が楽しめる作品です!

2017年1月10日火曜日

ビートルズサウンドを支え、レコーディング史を変えた男、ジョージ•マーティン。 その仕事ぶりに学ぶもの作りの姿勢。

Editor : Yosuke Hayashimoto

僕の最も尊敬する人物の一人、ジョージ•マーティン。
言わずと知れたビートルズのプロデューサー。
5人目のビートルズとまで言われる彼の功績なしにビートルズの音楽はもちろん、レコーディング技術の発達もあり得なかったと思います。

ビートルズのアイディア、時にはひどく抽象的なものもとことん正面から受け止めて具現化する。
その姿勢と手腕は知れば知るほどだただた脱帽するのみ。

もし神様にだれでもいいから会わせてもらえるとしたら僕は多分ジョージ•マーティンというでしょう。
レコーディングやエンジニアリングについて知ればしるほどビートルズのレコードに刻まれて音は不思議で当時の機材でどうやって録ったのか想像できない。

スタジオでどんなことをしていたのかお話を伺うことができたらどんなにいいか!

最初のウクレレにおすすめの一本。アイバニーズのウクレレシリーズ。

Editor : Yosuke Hayashimoto

これからウクレレを始めようと思っている方の中には、まずはどんなウクレレを買えばいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
現在は多くのブランドから多種多様なウクレレが発売されています。

初心者の方にとって大事なの要素は主に次の3点だと思います。
・適正な作りで弾きやすいこと
・いい音であること
・エントリーモデルとしてリーズナブルな 価格であること

弦高が高く弦が押さえにくい、バランスが悪く構えたときに安定しないといったことがあると、演奏時に余分な力や動きが必要になってきます。
これらのことは特にウクレレを始めたばかりの方にとって大きな障壁となってしまいます。
適正な作りでしっかり調整されている楽器であることが第一条件だと思います。

また最初の楽器といえどもやはりいい音のものを選びたいですね。
弦だけでなく、木全体がしっかり鳴っているようなものを持てると耳が良くなり上達も早くなります。

そして最初の楽器なので、やはり求めやすい価格であるという点も重要だと思います。
値段的な敷居をぐっと下げつつも品質が担保された製品であることが必要ですね。

この3点を高いレベルで実現しているのがアイバニーズのエレクトリックウクレレシリーズだと思います。
お店やネットなどでは概ね2万円から2万5000円くらいで発売されています。
詳細な特徴を写真付きでレビューしましたので、購入の際の参考にしてください!

オーバードライブサウンドの幕開け 〜Eric ClaptonとMarshall 1962 Bluesbreaker〜

Editor : Yosuke Hayashimoto

エレキギターをもっともエレキギター足らしめているサウンド、歪み(ゆがみではなくひずみ)。
過入力によって音がひしゃげたサウンドのことです。
過入力ということで、そもそもはいけないとされていた状態なのですが、エレキギターではそれが魅力的なサウンドとされ確立されてきました。

この歪みサウンドが始めてレコーディングされたのはどのレコードかというのは諸説あります。
そもそもエレキギターレコーディング史においてどの音を歪みと扱うかによっても意見が変わってきます。

スマホでチューニング ! 高性能チューニングアプリ Cleartune

Editor:Naoki Inoue

iPhoneでダウンロードできるチューニングアプリ「Cleatune - Chromatic Tuner」を紹介!
今やほとんどの人がスマホを持つ時代。
エンタメ、教育、ゲーム、ナビゲーションなど多種多様なアプリが用意されており、生活に欠かせないモノとなっています。
今回はミュージシャンにとって便利なチューニングアプリを紹介します!

皆さんはチューニングをする時は何を使っていますか?
チューナーや音叉など音を合わせるアイテムはいくつかあります。
しかし、これらは常に持ち歩く事はありません。
忘れたり、急遽ギターを弾く場面で必要となる経験はありませんか?
スマホにアプリを入れておけば、いつでもどこでもチューニングをする事ができます!

オーバードライブ、ディストーション、ファズ 歪みサウンドの分類について解説しました。

Editor : Yosuke Hayashimoto

エレキギターのギターサウンドに欠かせない歪みサウンド。
多くのギタリストが最初に手にするエフェクターはこの歪み系なのではないでしょうか。

歪みといっても多種多様なサウンドがあり、さながら沼のようにギタリストを悩ませます。
さてこの歪みエフェクター、大別するとオーバードライブ、ディストーション、ファズの3種類です。

言葉の定義としては過入力になって歪んでいる状態のことをオーバードライブ。それで出力された歪んだ音をディストーションと呼びます。
しかしいまでは歪みの質感、深さを表す言葉として使われています。

まず前提としてこの3種類、明確な基準があるわけではありません。
メーカーがオーバードライブといえばオーバードライブ、ディストーションといえばディストーションといった具合です。
メーカー及びプレイヤーの間で、オーバードライブというとだいたいこんなふう、ディストーションというとあんなふうという緩い共通イメージがあるような感じですね。

というわけでこの3種の共通イメージを解説していきたいと思います。

ギターメンテナンス: 研磨剤クロスでフレットのクリーニング

Editor:Naoki Inoue
長くギターを使っていると、フレットやペグなど金属パーツの汚れが目立ってきます。
買った当時は輝いていたパーツも、汚れが少しずつ溜まりその輝きを失ってしまいます。
この様な汚れは一般的なギタークロスでは中々落ちないものです。

そこで、今回はギターパーツのクリーニング方法、使用アイテムを紹介します!
金属パーツのクリーニングで大活躍するのが”研磨剤入りクロス”
一般的なクロスとは違い、とても細かな研磨剤が含まれており、パーツの汚れやサビを落とす事ができる優れもの!
この記事ではフレットとペグのクリーニング方法を紹介します!
それでは、その効果をご覧下さい!

2017年1月9日月曜日

モニターヘッドフォンの定番、Sony MDR-CD900ST

Editor : Yosuke Hayashimoto

業界標準と言われているソニーの名作ヘッドフォン、MDR-CD900ST
レコーディングで音を聴くためのヘッドフォン、いわゆるモニターヘッドフォンというものです。

レコーディング用に本格的なヘッドフォンをひとつ、となればまずはこれです。
値段は14000円ほどです。
コンシューマー向けの製品とは違い、業務用の特徴がいくつかありますので、それらを紹介したいと思います。

自分の弾いた曲で動画製作! Final Cut Pro 10を使ってBGM動画を作る!

Editor:Naoki Inoue
僕のYouTubeチャンネルで載せているBGM動画。
これらの映像は音楽・映像共に自分で用意した素材を使い製作しています。
昔と比べ安価で編集ソフトが手に入るので、操作方法を勉強すれば自宅で1つの映像作品を完成させる事ができます。
自分で映像作品を作るなんて僕が子どもの頃には考えられない事でした。
今では、YouTubeやカメラの発達により、誰でも映像を作り配信できる時代となりました。
すごい時代ですね〜。

今回は僕が作った映像が出来るまでの過程、使っているレコーディング・動画ソフトをご紹介します!
実際に完成したBGM動画も載せてありますので、ぜひお楽しみください!

ウクレレの各部位の名称を覚えよう!

Editor:Naoki Inoue
今や女性や子ども達にも人気のあるウクレレ。
コードの押さえ方や弾き方などが簡単なため、誰でも楽しく演奏できる楽器です!

ウクレレと聞くとフラダンス、アロハシャツなどハワイに関する事が思い浮かびませんか?
ハワイ音楽専用の楽器というイメージがありますが、実はポップス、ロックなど様々なジャンルの曲を演奏できる楽器なのです!

そんなウクレレは弦・ペグ・ボディなど様々なパーツから作られています!
いつも弾いているウクレレでも、意外に知らない、何の為に付いているのか分からない部品・箇所がありませんか?
そこで、今回はウクレレの各部位の名称と役割を解説します。
それでは、ウクレレを手に取って確認してみましょう!

ウクレレ TAB譜の読み方を解説

Editor:Naoki Inoue
ウクレレで曲を弾いてみようと思い楽譜を買った事はありますか?
いざ楽譜を開いてみると、そこには4つの線上に数字が書かれたものが載っています
これは、TAB(タブ)譜と呼ばれる楽譜。
今回はTAB譜の読み方を解説します。

TAB(タブ)譜とは押さえる弦とフレットが書かれている楽譜のこと。
数字で書かれているので分かりやすく、メロディもコードも示すことが出来るのでとても便利な楽譜です。この機会にぜひ読み方をマスターしましょう!
一度覚えてしまえば、後は簡単!
オタマジャクシの楽譜が読めなくても大丈夫。

宅録初心者におすすめするオーディオインターフェイス FocusriteのScarlett G2シリーズ

Editor : Yosuke Hayashimoto

エントリーモデルとしておすすめなFocusriteのScarlett G2シリーズを紹介します。
オーディオインターフェイスについてはギター教室の生徒さんからよく質問があります。
製品に関しては宅録を始めるにあたって無理のない予算でそれでいて高品位かつ不足のないものが必要と考えています。
その条件をこのScarlettシリーズは満たしてくれているなと思います。

オーディオインターフェイスの性能に関して注目しているポイントともにこの製品をレビューしたいと思います。

宅録を始めてみよう! 必要な機材を必須順にリストアップ!

Editor : Yosuke Hayashimoto

デジタル技術の発達のおかげでいまや自宅でもしっかりとしたレコーディング環境が整備できる時代です。
作曲、デモ録音、作品録音と自宅での録音環境の導入にはいろいろな目的があるとも思います。

今回は自宅録音-宅録を始めてみたいという方の為に必要な機材を必須順にリストアップして解説しました。
ぜひ参考にしてください!

クリップ式チューナー 持っておきたい役立つギターアイテム

editor : Naoki Inoue
ギターを弾く前に必ず行うチューニング。
どんなに上手な人でもチューニングが悪ければせっかくの演奏が台無しに…。

そこで、正しく音を合わせるために必要なアイテムが「チューナー」です。
音叉やペダル式チューナー、ピッチパイプなど様々な種類がありますが、
今回は簡単に使える「クリップ式チューナー」を紹介!

これからギターを始める方には必須なアイテムとなります!
それでは続きをどうぞ!

使い方は簡単!

クリップ式チューナーは上の写真のようにギターヘッドに装着して使います。
スイッチを入れて弦を弾けばすぐにチューニング作業が出来る便利なアイテム。
とても簡単に操作できるので、演奏直前でも安心です!

また、ヘッドに触れる面はスポンジやゴムの素材で加工されているので、楽器が傷つく心配はありません!
見ての通りサイズも小さく、とても軽いので皆さんの持っているギターケースにすっぽりと入ります。(写真のモデルは17g程)

マイクスターン流、トライアドを活用したシーケンスフレーズ。

Editor : Yosuke Hayashimoto

マイクスターン流のトライアド活用術を紹介します。

2弦にルートがあるトライアドを使ったシークエンスフレーズをマイクスターンはよく使います。
コード進行に合わせて弾く場合もあれば、もとのコードとは関係なく、このシークエンスを全音ずつずらしていったりなどです。

マイクスターン曰く、トライアドの響きは非常に強力なのでどんなコードの上で弾いても大抵ワークするんだとのこと。

440Hz 周波数基準値に関するお話

Editor : Yosuke Hayashimoto

チューニングメーターで目にする440Hz。
今回はこれについてのお話を書きたいと思います。

これが何なのかというとAの音、いわゆるラの音が何ヘルツの周波数の音なのかを示したものです。
鍵盤でいうと49鍵目です。

チューニングは一緒に合奏する楽器全部の音が同じ基準のもとに行われていることが必要です。
なのでその基準がA=440Hzということですね。



逆にいうと楽団、バンドの全員が同じ基準に習っていればこれは440Hzでなくてもかまわないわけです。
435Hzでも450Hzでもいいのです。

ピック選びに関して大切に思っているポイント3点。

Editor : Yosuke Hayashimoto

ピック選び。それはピックを使うギタリストにとってとても重要な問題だと思います。
弦に触れてそれを弾くのは自分の指ではなくピック。

時にピック選びが人生さえもかかっているかのように選び、厳選して決めたはずなのに、また迷い、とピック選びはさも終わりがないように思います。
その岐路にたつ苦心たるや、もうピックなんかやめて指で弾きたい!思わされることもあるほど。

しかしピックで己の道を邁進しようと決めたからには逸れるわけにはいきません。

まあ実際のところ臨機応変に弾くギターによって替えてもいいんですが、それにしてもこの一枚、という基準のものをビシッと選んでおけるとよいと思うのです。

ちなみに僕はIbanezのポール•ギルバートモデルの赤。
厚さ、質感、形の3点で選んだ理由を書きたいと思います。